不動産市場にある歪み

どんな市場にも、いわゆる歪みが生じます。

萩原台(その中でも、主に東急不動産開発分約1,250戸程度)という超ニッチなエリアに絞って、不動産情報をチェックしていると、その歪みがはっきり見えるときがあります。

よく中古住宅市場には、個人(消費者)と業者との間に情報の非対称性があるといわれます。 しかし業者間でも、エリアNo1業者とそうでない業者には取引に伴う情報量(質・量とも)に差があり、ましてや他地域の仲介業者とは相当大きな情報格差が生まれるでしょう。

そのため、北摂などの業者仲介物件に時々、相場と乖離しているのではと感じる物件が出たりします。



この2年位地価上昇局面だった萩原台は、地域No1リバブルの売物件寡占化が進行中です(露出激減の住友不動産販売は失速気味、リハウスは紙媒体の露出増で地域深耕強化?)。

そのリバブルのプライシングは最近やや甘め?というのもあり、他地域業者の仲介物件(高低差のない標準的画地で坪単価34,5万円位)がよさそうに見えたりします。

萩原台で土地を探すエンドユーザーは、大阪市など地元以外の業者による仲介物件もチェックするのもいいと思います。