萩原台の東と西、生活動線が違う?

萩原台は、ほぼ真ん中付近を南北に縦断する川西篠山線(片側2車線、幅員約24m)で東地区と西地区に分かれています。 幹線道路は商圏を分断すると言われますが、信号機などで心理的に(向こう側が)遠く感じるのは確かで、商業施設などへの動線は(東と西で)微妙に違うようです。

アクセスのし易さで、東からは関西スーパーに行くことがあっても、西の人は能勢口の西友とか猪名川のイオンとかの方向に行く傾向が強かったりします。 やはり幹線道路が生活動線の切れ目になっているわけです(能勢電利用も東の住民だけ?)。

ただ、マーケティングではなく不動産としての東と西には、実は地勢の違いがあるのではないでしょうか(車ではなく徒歩で移動するとよくわかります)。 全体に起伏の大きな萩原台ですが、東地区は1、2丁目ともなだらかな南傾斜で、平坦な東西の道があり、移動もしやすく(西に比べ)穏やかな地勢と言えるでしょう。

一方西は複雑な(いろんな方向への)起伏があり、道路からの高低差が激しい箇所(西2など)もあります。

萩原台はすべて6m以上という道路の広さと、間知ブロック積擁壁による解放感も相まり、見栄えのする雰囲気の良さで人気の住宅地ですが、物件の個別性が大きいのも特長です。