不動産の販促はチラシ(紙媒体)からネット広告に

連休明け土曜日の朝刊には、不動産折込チラシが全く入っていませんでした。

最近の不動産仲介会社は、新聞折込みに加え宅配チラシなど紙媒体による販促を削減し、web広告へのシフトが顕著です。

あの、ポスティング⇒売り物件収集・買顧客獲得⇒成約という勝利の方程式を確立していた、住友不動産販売すら(宅配)モニター廃止でアナログでの露出なしという状況です(その影響か、同社はここ半年萩原台の売り物件ゼロ)。

確かに全般的にはネットによる販促効果は、上がってきているのは間違いないでしょう。

少し古いですが、ユーザーがどんな形で情報を得ているのかのデータです。

萩原台の買主は30~40代の方が多いので、買主への訴求はwebの方が効果がありそうです。

ただし、一方で(売主となる)住民の約半数は60才以上と、凄い勢いで高齢化が進行し特に多い70才代のネットリテラシーは当然それほど高くありません。

現実問題として、ネットとは無縁の高齢者の多いエリア攻略に紙媒体での訴求は不可欠と思うので、ネット×アナログの二刀流販促が王道と思います。

個別性の強い不動産という商品の営業は、(汗をかかない)ネット一本足で成果を上げ続けられるほど単純なものではないはずですから。